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新居マンション購入から売却~3  

 翌年の春先くらいからヨチヨチ歩きを始めた上階の子供の足音は、夏にさしかかる頃にはL45等級のフローリングではまったく歯がたたない騒音になりました。
 朝6時くらいからどたばたと走りまわり、物を床に叩き付ける激しい物音がほぼ一日中続きました。妻は目の疲労が尋常ではないせいか、睡眠時間も人より多く、朝6時台から叩き起こされると一日中目が痛んでつらいようで、それに加えて日がな一日ドタバタ走りまわる騒音でノイローゼ気味になっていきました。妻に促されてたびたび上階に苦情を言いに行かされましたが、先方も子供のする事なのでどうしようもなく苦慮されていたようでした。
 どうにも解決法がなく困り果てていた頃、上階の夫婦が転勤で引っ越して行きました。その後入った入居者は子供もなく比較的静かな方で騒音の問題は解決したのですが、僕たち夫婦の間ではこの思い出のあるマンションへの愛着がすっかり冷めて次第に転居に向けて気持ちが動いていきました。
 マンションを売却した理由を上げるといくつもの理由が出てきますが、中でも最大の理由はこの町自体が妻にとって生活しづらい町になってしまった事でした。マンションからは戸越銀座商店街、武蔵小山パルム商店街の2つの商店街が利用できるのですが、杖を付いて歩く妻を支えながら歩くには、どちらの商店街も人通りが多く過密していて歩きづらく、商店も小さく入りづらいため、妻を外で待たせて私一人で買い物を済ませる事が多くなってきました。ある時、武蔵小山商店街内の「カルディ」というコーヒー豆や輸入食料品を売る店に二人で入った時に、店内があまりに混雑し、さらに店の入り口でコーヒーの試飲のために店員が陣取って間口を狭くしているために身動きがとれず、豊富な種類のジャムや菓子類に目を奪われた女性客たちに押されたり、ぶつかられたりで、妻は立っている事もままならない状態でしたので、仕方なく外に誘導して、安全な場所で待たせて私一人で店内に戻り買い物をする事になりました。その時の妻の悲しい表情を見た時にもうこの町には住めないと思いました。
 その年の秋に不動産業者と専任媒介契約を結び、立地が鉄道3線利用できる事と部屋のコンディションが良好な事が幸いして、ローン残額を一括返済してさらに貯金が出来るほどの有利な価格で売却できました。
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